6月29日(水)のミーティング:非常識な振る舞いに困ってます
本日の読み会わせは、第二章「なぜ悪循環が生まれるのか」の29ページから39ページまでです。
第二章の終わりまであと1ページ半を残しておりますが、続きは次回に行います。

仲間の非常識な振る舞いに困っています
後半の当事者研究では、タイトルと付けるならば・・・「仲間の非常識な振る舞いに困っています」です。
具体的な事例は、15人くらいの食事会で、近くのテーブルと会話を楽しんでいたとき、店内のBGMの曲名を知りたくて、「これ誰の歌だったかな、確かドラマで使われてたやつよね」と近くの人に話しました。
すると、遠くのテーブルに座っている仲間が、大きな声で「それは、エド○ランの曲で、ちなみにドラマで使われたことはなーい!」と断定的な物言いで介入してきたのです。
そんな思いやりに欠けた非常識な彼の行動にイライラするのですがどーしたらいいだろう。
というものです。
対策に正解はないのですが
研究の途中で出された意見は以下のとおりです。
○ この事例は、誰の問題なのだろう。非常識な彼の行動か、それともその振る舞いにイライラする自分の感情か?
○ 彼の行動を変えるにはどうな方法があるか?
○ 仮に常識や正しさが自分の側にあるとしたら、その自分から見て彼はどんなミスをしたのか。
● ミス1 許可なく自分達の会話に介入してきたこと
● ミス2 断定的な物言いをして、こちらに恥をかかせたこと
● ミス3 その断定は、正解ではなかったこと(ググってみると、BGMはドラマでも使用されていた)
○ 彼の非常識な振る舞いにこちらは不愉快になったのだけど、その感情をどのように処理したらいいのか
○ こちらの正義を武器に彼に反撃を加えるか
○ 自分の発言は否定されたという悲しい気持ちを他の仲間と分かち合うことはできないのか
などです。
※ くれぐれも再確認です。研究の結果に正解はありません。このようにだらだらと分かち合って
仲間とともに一緒におろおろを共有するだけでも、なんとなく心が軽くなるものです。
話題を提供してくださった仲間に感謝申し上げます。ありがとうございます。