1月25日MT結果:価値ある質問「友だちいますか?」

2023年01月25日

1月25日は、参加者5人(ちょっとだけ見学者1人)で、読み合わせは第27章 目標をうまく設定するP222~P230まで進めました。

 まずは、抜粋要約での振り返りから・・・・・・

■ 自分の価値は何か

  以下のリストを読んで、それぞれの分野で何が自分の価値を心の中で再確認しよう。

1.家族

2.結婚その他の親密な関係

3.友人関係

4.仕事

5.教育と自己啓発

6.余暇、楽しみ、レジャー

7.スピリチュアルなこと

8.地域杜会での活動

9.環境や自然

10.健康や体

 これらの分野の中で最も自分の価値とかけ離れているものはどれだろうか?」もしいくつか該当したら、「どの分野が一番大切で、今すぐ始めるべきものか?」と問いかけよう。

 最初に働きかける分野を決めたら、次に意味ある目標を決めよう。

■ 意味ある目標を設定する

 ステップ1 価値を書き出してみる

 ステップ2 小さくて簡単な目標を設定する

 ステップ3 短期の目標を設定する

 ステップ4 中期の目標を設定する

 ステップ5 長期の目標を設定する

■ 死者の方がうまくできることを目標にしない

  生きているあなたよりも、死者の方がうまくできるような目標を設定しないこと。たとえば、チョコレートをやめること~死者は決してチョコレートを口にすることがないからだ。あるいは落ち込むことをやめる~これも死者の方がはるかにうまくできる。

何かをやめること、やらないことは死者のための目標であり、適切ではない。

 これらを生きている人間のための目標(生きている人間の方がうまくできること)に変えるために、「もし私がこの行動(あるいは感情、思考)を完全にやめたら、私はそれに代えて何をするだろうか?どんなふうに自分の行動を変えるだろうか?」と問いかけよう。

 あなたの答えが「もしたばこを吸わなければ、ランチの後に一服する代わりに散歩をして新鮮な空気を吸い込むだろう」だったら、それを目標にしよう。ランチ後にたばこの代わりに散歩していい空気を吸う、これこそ死者よりあなたの方がうまくできることだ。

■ 行動計画を立てる

 自分の目標を決定したら、それを元に行動計画を作る必要がある。自分に以下の質問をしてみよう。

  • 目標に到達するためにはどんな小さいステップが必要か?
  • このステップを行うためにどんなものが必要か?
  • こうした行動をいつ起こすか?

■ ヘレンケラーの言葉

  「人生は、挑戦するか、何もしないかのどちらかだ」

☆ マインドフルネスのスキルを実習し、自分の経験に心を開き、興味を傾けよう。これができれば、困難な状況のさなかでさえ刺激と満足を感じ、元気になることができる。


友だちって何?
友だちって何?

後半:「友だちいますか?」

ファシリテーターは、休憩時間を利用してみなさんに価値や行動計画を書き出してもらうことを期待していたのですが、仲間から「みなさんは友だちいますか?」との問いかけがありました。

これを貴重な質問だととらえて、掘り下げていきました。

 だってこのテーマは、ファシリテーターの私が抱える重要な課題でもあるからです。

Z氏:「自助会の仲間や友だち以外で本音を出せ、受け入れてくれる友だちっていますか」

FT(ファシリテーター):「私も友だちはもっていません。依存症者は、安心して依存できる人を

沢山持てないから特定のものに依存します。回復とは、その逆なのです」「では、みなさんにとって

友だちとはどのような関係なのでしょう」

Z氏:「甘えられる関係、甘えることを許し、受け入れて貰える関係」

FT:「それは受容と供給でもありますが、ある意味共依存関係ではないでしょうか」

T氏:「では、自分以外の人に対して、気を遣わずに自由に発言できる関係はどんな人」

   他人、知人、会社の人、ご近所さん、友だち、学友、親、親戚、配偶者、家族、肉親、身内

Z氏:「関係性の薄い人には気を遣います。自分に近い内側の人には、心を許すことができますが

   甘えすぎて、迷惑をかけてきました」

   「自分にとっては、相手がどのような立場の人でも、気を遣わずに自由に発言できるように

   なりたい」

FT:「心を開くとか、自分を許すとか、相手に迷惑をかけてきたとかは、12ステップのステップ

   4で気づくものですが、それを自覚できたってことは素晴らしいことですね」

   「ただ、世の中には、FC(天真爛漫)で他人に気を遣わずに自由に発言し、自由に行動する

    人もいます。私はそんな人の振る舞いを許せないのですが、逆に羨ましくもあるのです」

   『親から厳しくしつけられたから、周囲に適合するように矯正されAC(アダプティトチャイルド)

   になってしまいました。そしてそれを自覚したことから自分の解放や回復が始まりました』

Z氏:「自尊心の問題なのでしょうか」

FT:「自尊心が高ければ、どんな自分でもOKなので、他人に嫌われることを気にすることなく

    もっと自由に発言や行動をすることができるでしょう」

Z氏:「とりあえず、相手がどんな立場の人であろうとも、もう少し心を開いて自由に発言をしていく

   ようにしていきます。そうすれば、ストレスが軽減されると思うので」

FT:「そんな行動目標も良いですね」「終わりがよろしいようで!!」

感謝です。ありがとうございます。


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