5月15日のMT結果:ナイス・サバイブ(よく生き残ってくださいました。)

2024年05月16日

 5月15日のミーティングは、新しく繋がった仲間(女性)1名を含み女性2名、男性2名の計4名で行いました。”大人のための困った感情のトリセツ”の読み合わせは、181ページから最後まで読み終わりました。

 さて、来週からは、どの本を選びましょうか。

【当事者研究】

 この日は、メンバーそれぞれの体験やミーテングの場で沸き起こっていることについて、分かち合い研究を行うことができました。

1 小学校の息子が体調不良を理由に学校を休みがちになっている。今週末は運動会なので、先生に相談すると「練習に参加するのですか、見学ですか?」「当日は参加できるのですか?」などと問われて嫌な気持ちになった。また、いつものようにギャンブル依存症の夫や子供のことで振り回されてしまう。

「大したお話ができずにすみません。

2 摂食障害を抱えて20年以上前には自助会に参加していたけれど、その場所は自分のアディクションとは違っていたので漠然と居心地の悪さを感じて離れてしまった。アディクションは一人で奇跡的に収まっているものの、最近は寂しさを感じて自分の課題に向き合ってみたくなって初めて参加しました。

「私ばかりが長く話してすみません。

3 お二人が最後に「すみません。」と締めくくられたことを捉えて、「アダルト・チルドレンは

すみませんが口癖になっています。ここは、自分が話したいことを話したいようにおしゃべりする

場なので、『すみません』などと謝る必要はないのですよ。」と「すみません」と言いながら助言

しました。(笑)

4 いろいろと身体的な病気を抱えているけれど、治療を受けることで改善が見られています。

 身体的な不具合は続き肩こりや頭痛もあるけれど、病気や治療に対しての受け止め方(認識)を変えると

精神的には安定しています。それは、自助会に通い続けたり仲間が居てくれるおかげだと感謝しています。

5 本日午後からの霊媒師に”生霊”を祓ってもらった。霊媒師からは「身体的にとてもきつかったでしょう」と言われたけれど、その自覚症状はありませんでした。

 祓った後に「憑いていたのは女性の霊で、あなたに片思いを寄せる方でした」と説明を受けたのですが、

せっかく私に思いを寄せてくださっているのならば、なにも祓ってもらわなくてもよかった。でも、魂的には本来の身体に戻った方が良かったと考えたりしてなんだか複雑な感じでした。あぁリアルでお逢いして

お話したいものです。

6 分かち合いの中でホワイトボードに「ギャンブル依存症の夫=ダメ男」書いていることに違和感を感じた方が、「依存症は病気ですから、ダメのレッテルを貼るのはどうかと思う。」と発言してくれました。

 こんな風に発言してくれたおかげで、私たちのグループの依存症者に対するイメージについて説明する

機会を得ることができました。

 私たちの認識では、あらゆる依存症の方々は、身体障がい者などと同様に、障害や病気を抱えながら

人生にチャレンジなさっている勇敢な人たちであり、決してダメ人間や意思に弱い人などと見下したりは

していません。

7 最後に、20年以上の間隔をあけてなお、自分の課題に向き合おうとする初参加の方に対しては、

「よくぞ生き残ってこのミーテング会場に起こしになりました。」「ナイス・サバイブ」と敬意を込めて

祝福とエールを送りました。


☆☆ 次回のミーティングは、5月22日に行います。 ☆☆

AC当事者研究会 (事務局:世界聴き方研究会)
ミーティング会場:ふくふくプラザ
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