3月13日のMT結果:正しさや期待よりも

2024年03月14日

3月13日のミーティングは、先週と同じく男性2名、女性1名の計3名で行いました。

読み合わせは、悔しさの章の後半部分で128ページから136ページまで進めました。次回からは

寂しさの章に入ります。

【当事者研究】

当事者研究では、中学校を卒業されたばかりの息子さんの行動に対して、親の期待とのズレに

について研究しました。

どうしても、親としては、自分の子供に○○であって欲しいと期待したり、こんなときは、こうすべき

なのに、なんでこの子を別の行動をしてしまうのかなどと嘆かわしく思うことがあるものです。

親は、長年の人生経験を踏まえて、正しいであろうことが分かっているのです。しかし、それが本当に

正しいかどうかは疑問です。

ただ、子どもの成長のプロセスとしては、いろいろな経験が必要なわけで、失敗したり、悔しいと思ったり

寂しさや悲しさを味わうようなことを経験することがとても大切なのです。

それに加えて、自分が上手くいかなかったできごとに対する気持ちを親に受け止めて貰えるのか、非難されたり、叱られたりするのかによって、自尊感情に大きな影響があります。

できれば、親の価値観で、こんな時はこうすべきなどとアドバイスをする前に、その瞬間にお子様が味わている気持ちに共感してあげて欲しいものです。

これが上手くいけば、子どもは、どんなに失敗しても自分はOKだと思えるし、自分の住む世界は、自分を攻撃したり批判したりすることのない安全な世界だと認識できるようになり、自尊感情も高まるのです。


☆☆次回は、3月20日(祝日)に行います。☆☆

AC当事者研究会 (事務局:世界聴き方研究会)
ミーティング会場:ふくふくプラザ
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