10月26日MT:今現在の行動に繋がる(接続)
10月26日のミーティングでは、女性1名を含め6人の参加で、第18章汚れた犬を洗う(接続)P160~160までを読み進めました。
読み会わせをはじめる前には、チェックインといって各参加者の気分体調を数字で表現してもらっています。その中でメンバーの一人が「職場仕事量が多く、人間関係も悪くて疲れ切っていて、気分体調は7%です」と語ってくれた。
なので、読み会わせをする前に、気分体調7%の理由探しと対処方法の研究を行った。
研究の最中は、グラフィックレコーディングを出来なかったけれど、図にまとめるとこんな感じです。
ずばり、アダルトチャイルドは否認の病気だと言われているけれど、当事者のベクトルの向け方やエネルギーの使い方を見直して欲しいものだ。
問題の切り分けをすれば、会社や上司が悪いのに、当事者さんだけが過剰に責任を引き受けている。
自分は、新しい仕事について間がないのに、上司は「前任者を越えろ」だの、「マニュアルがなければ
自分で作れだの」と言う。
そして、自分の苦労や苦しみを上司は全く分かってくれず成果だけを求められる。
一方で、休日はボランティアで、聾唖者の支援を行っていて、ここでの作業はきついけれど、他のスタッフ
の気遣いに救われているそうです。
ファシリテーターのつぶやき・・・・・今起きている現象は、「他者からの評価依存ではないか」
他人からいくら後ろ指を指されても、悪口を囁かれても、仕事が出来ない人だと思われても。
自分が自分の味方になって、自分の心と体を守って欲しい。
一日でできる仕事の量を減らすなどして、がんばって頑張らないで欲しい。(慣れないことに挑戦する
には抵抗があるけれど、他者の評価や愛や承認を求めてばかりでは気分体調は向上しないのじゃない!)
少し休憩をした後は資料の読み合わせを行いましたので、いつものように要約しておきます。ミーティング中にワークは出来なかったけれど、それを宿題ということで・・・・
■ 「独身で孤独」の物語を自分で自分に語っている。それはラジオ番組「破滅と憂鬱ショー」をフルボリュームで流しているようなもの。これに対処するには、このラジオの音に意識を集中させるのではなくて、
今自分がしている行動に意識を集中すること。
■ 1日1回は、楽しい行動に意識を集中する。(具体的なやり方は割愛)
■ 嫌なことでもやらなければならないことなら、行動に意識を向けて楽しみながらやる。
自分の今現在の経験につながり、意識による判断を加えることなく起こっていることに没頭する。
■避け続けてきた作業とつながるエクササイズ
遠ざけてきた仕事を選び、20分ほど時間を取ってそれをしてみる。この間、完全に経験のみに集中する。湧いてくる感情には居場所を作ってやり、思考は脱フュージョンしながら、五感を通してその仕事と100パーセントつながろう。二十分か過ぎたら作業を続けるのもやめるのも自由だ。仕事が完了するまで、これを毎日20分続けよう。接続を行うことはちょうど筋肉を鍛えるようなもの。やればやるほど人生を変える力がついてくる。接続、脱フュージョン、拡張などを学べば学ぶほど、こうした不快感に邪魔されることは少なくなる。一日に二、三回は、喜ばしい価値ある行動と、不快だが価値ある行動の両方とつながることを目標にしてほしい。時間はかかるが、やがて大きな見返りがあるだろう。