10月20日TM結果:仲間と一緒にワークしました

2022年10月21日

10月20日のTM参加者は、3人で、読み会わせは、思考する自己はタイムマシンP150~P159まででした。

タイムマシーンとは、心や意識が過去や未来に行ったり来たりして、ちっとも現在に留まっていられないってことですね。

なので、現在に留まる練習をしました。

 参加できなかった人のために、ワークの内容を引用して紹介します。

■シンプルな接続のエクササイズ

これから紹介するエクササイズでは、あなたはいくつかの経験につながることを求められる。自分の置かれている環境の音や、体の中の感情などだ。思考や感情による邪魔が入ったら、次のようにしよう。

  • これらの思考や感情を起こるまま、去るままにさせる。そしてつながりを取り戻す。
  • 集中力がさまよい出したら(これは必ず起こる)、それが起こった瞬間にそのことを認める。
  • 静かに自分に言い聞かせる。「心よ、ありがとう。」そしてゆっくりエクササイズに戻る。

これには四つのエクササイズがあり、それぞれたった三十秒しかかからない。なので、やらない理由はない。全部やったとしても二分しかかからないのだから。

  • 環境につながる

この段落を読み終わったら本を置き、自分を取り囲む環境に注意を向けよう。見えるもの、聞こえるもの、感触、味、匂いなど、あらゆるものに注意を払おう。温度はどうだろうか?空気は動いているか止まっているか?どんな種類の光が、どこから来ているだろうか?少なくとも五つの音、五つの物体に注意を払おう。自分の体の表面の感覚を五つ感じてみよう(顔に感じられる空気、足に感じる靴の感覚など)。本を置いて、これを三十秒間やってみる。何か起こるか注意してみよう。

  • 体への気づき

この段落を読んでいる間、体とつながってみよう。膝と腕、背骨の位置などに注意を向けよう。心の中で頭からつま先までスキャンしてみよう。頭の中、胸、腕、腹、膝の感覚に注意を向けよう。本を置いて目を閉じ、三十秒間やってみよう。どんなことに気づいただろうか?

  • 呼吸への気づき

読むことを続けながら呼吸につながってみよう。胸郭が上がったり下がったりするのに意識を向け、鼻孔を空気が行き来するのを感じてみよう。鼻から入った空気を追ってみよう。肺が拡張し、おなかが外に膨れるのを感じてみる。今度は肺が収縮し、空気が出ていくのを感じてみよう。本を置き、目を閉じ、三十秒間やってみよう。どんな感じがするだろうか?

  • 音に関する気づき

このエクササイズでは聞こえてくる音に集中する。自分自身が発する音にも注目する(呼吸や体を動かす音など)。次に部屋からの音。そして屋外から来る音。本を置いて目を閉じ、三十秒間やってみよう。起こったことに気づこう。


各ワークが終わる度に、体験の分かち合いをしました。

今の体験を語って欲しいところですが、ついつい思考に邪魔されて、午前中のバスの中の出来事を語るなど

がありました。

そして、ファシリテーターとしては、それは過去語りで、現在に留まっていないですよ

なんてアドバイスをさせてもらいました。

当事者は、そんなアドバイスを受けたことで、自分自身の発言を否定された感じで嫌な思いをしたと

冗談を交えて語ってくださいました。

 こんな会話ができること自体が、私たちのグループの良いところだと勝手に思っております。


AC当事者研究会 (事務局:世界聴き方研究会)
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