1月24日のMT結果:本当に助けが必要なのは?
前回のミーテング結果をUPするのを忘れていました。
前回は、女性1名とマンツーマンのセッションでした。
で、今回は、女性1名、男性4人(うち新しいメンバー2人)の5人で行いました。
新しい仲間が、研究課題を提供してくださったので資料の読み合わせは行っていません。

【H氏の物語】
Hさんは、4年前に逮捕され刑務所内で読んだ本に関連して問題提起してくれました。
その本の作者は、湊かなえさんで、あとがきに
○ どの家庭にも問題がある。
○ 本当に助けが必要なのは虐待を受けている子や放置されている子です。
○ それ以外は大した問題ではない。つまり、自分自身で解決できることです。
と書いてあったそうです。
なので、「俺ごときの人生がACを語るべきではない。」と前置きしたうえで、
人生を振り返り、分かち合いをしてくれました。
で、仲間とファシリテーターからのメッセージは
○ あなたの家庭で起きたような出来事は私たちも経験しています。
○ 過去の出来事は大問題なのですから、その影響を受けていて当然です。
○ あなたは、自分自身の問題だとすべてを背負われておられますが、
今のあなたが形成されたのは、あなただけに責任があるのではありません。
○ しかし、これから歩む人生については、あなたに責任があります。
○ この先10年くらいたってから人生を振り返ったとき、不幸を他の何かの
せいにするのか、幸せになっていていろいろあったけれどそのおかげで今の幸せが
あると実感するかはあなたの選択次第なのです。
○ そして、誰しもが幸せになる責任と義務があるのです。
などでした。

【AさんとYさん家族の物語】
Aさんは、以前から話題にしてくれていたご長男さん(中学3年生)を連れてきてくれましたので、
母親の立場を、その話を受けての息子(Y)さんのお話を分かち合いました。
☆ 次回は、1月31日(水)に行います。