8月10日(水):思考VS観察
8月10日のミーティングは、初めての方1人を加え、5名で行いました。
後半には、見学者が2名ありました。
読み会わせは、第7章 思考する自己と観察する自己P80~P87までで、
いよいよマインドフルネス的が概念が登場しました。
簡単に抜粋のうえ要約すると以下の通りです。
○ 自分の中の2つの自己→『思考する自己」と「観察する自己」
○ 観察する自己は、何かに気づきはするが考えはしない。
○ 行動に集中しているときは、外のノイズも思考のノイズも聞こえないはず。
○ 思考する自己があーだ、こーだ言っても、観察する自己によって、その思考を認めて
、自分のしていること(行動)に注意を戻せばよい。
○ 思考に捕まりそうになったら、深呼吸する。つまり、呼吸に意識を集中させる。
○ 深呼吸をしている最中に、思考につかまったと気づいた時は、ちょっと立ち止まって
自分の意識をそらしたものに注目する。そして、「針を外し」し、呼吸に注意を戻す。
○ このテクニックが、習慣化すると3つのテクニックが身につく。
1 思考に集中せずにやり過ごせる方法
2 思考に「釣り上げられた」時、それに気づく方法
3 意識をひっかけた針を外し、注意を元に戻す方法
☆☆☆これをイメージ化しホワイトボードに描いたものが、次の画像です。

後半の当事者研究では、Yさんの悩みについて、下の図のような分かち合いを行いました。

この自助会は、クロストークありの当事者研究ですので、しっかりとエゴの声のフィードバックをしました。
● 悩みが解決するまでは、現状に留まっていよう!薬と医師に依存したままでいいよ!
● 医者のいいなりになり、自分の人生を医者に委ねろ。そうすれば自分の人生に責任をとらなくていいから!
● 「採用試験に落とされた」って、そうそうそうやって被害者面してかわいそうな自分を演じていればいいよ!
☆☆ 嫌みかな、意地悪かな でも、こんな風に自分を客観視して観察してみるのも、試してみる価値があるんじゃないかな?
☆☆ 今夜は、お話をしてスッキリしなかったかも知れないし、何ら問題解決策がないけれど、話し合いを
続けることが大切です。
次週は、お休みです。次のミーティングは、8月24日(水)に行います。