7月20日(水):脱フュージョン(融合)
7月20日のミーティングは、女性1名を加え計4人で行いました。
読み会わせは、第4章 心は偉大なストーリーテラー48ページから59ページまででした。
○ ACTにおけるフュージョンとは、思考と、それが指し示すもの(物語と実際の出来事)が混ざり合い一つになった状態を指します。
そして、この章では、3つのエクササイズがありました。
その1 「私は.....だ」の思考を、「私は.......だという考えを持っている」に言い換えてみる。
その2 音楽の思考:ネガティブな思考を、明るい曲のメロディに載せて歌ってみる。
その3 物語に名前を付ける。自分の思考のパターンに気づいたら、私の「負け犬」物語、「俺の人生最低だ」物語、「私には絶対無理」物語などに物語として認識してみる。
そして、面白いことにこの章の結びに
これらのエクササイズが難しいなら、こう考えてみよう。
「私はこれがとても難しいという考えを持っている」。「これは難しすぎる」「こんなこと馬鹿馬鹿しい」「うまく行くわけがない」などと考えることはまったく問題ない。
それらもまた単なる思考にすぎない。それらをあるがままに見て、あるがままにさせておこう。
と書いてあります。


後半の当事者研究モードでは、
ミーティング後の食事会で、特定の人と楽しい会話をしていたら、別の女性から
「また、○○さんは・・・・」と言われたことに反応し、なんだか自分の振る舞いを
批判されたような気がしてムカついたの件について研究を行いました。
この件に関しては、境界線感覚を使って分析整理することもできます。
○ その女性の発言は誰の問題なのだろう。
○ その言葉に言葉以上の思考を加えているのは誰だろう。
○ 外野にいたその女性は、なぜそんな発言をしたのだろう。その理由を推測してみた。
☆☆いつものように解決策なんて在りません。ただ、楽しく会話を続けて、その次いでに「思考」を
外に出して、仲間のみんなで眺めながらワイワイがやがややっていただけです。
以上です。