7月12日のMT結果:あいつのせいで!

2023年07月13日

 7月12日のミーティングは、男性3人のみで行いました。読み合わせは、魔法のルールその1「人がどう思うかより自分はどうしたいか」の後半部分110ページまで進めました。

 では、要約と振り返りです。

■ 世間の常識や「○○らしさ」に立ち向かう

  「女らしさ」や「男らしさ」などの価値観の中で生きていかなければならない場合、好かれる自分を演じるより、本当の自分を出すほうがリスクを伴う場合があります。

これまでの生き方という心地いいゾーン(コンフォートゾーン)から出て、新たな領域に足を踏み入れようかどうかウロウロしているうちに、痛いめに遭う可能性もあります。

 それでも勇気のある人は、まわりから不評を買うかもしれない意見を思い切って言ったり、新しい情報を提供したり、完全にマスターしていない技に挑戦したりします。

そんな勇気ある挑戦者を傷めつけるのが、人の揚げ足取りが大好きな臆病者。SNSなどで匿名で残酷で卑劣な仕打ちが、簡単にできるうえ、その情報は簡単に広がります。

 

 本当の自分になって勇気をもとうとすれば、批判され、傷つきます。世の流れに逆らい、自分の意見を主張すると、相手は脅威を感じ、最大の弱点を攻撃してきます。それは外見、愛される価値から、子どもの育て方にまで及びます。 

 「ありのままの自分になるには大きな勇気が必要だと」と思うもしれませんが、自分自身や才能を隠したら、もっと大きなリスクが待っています。

 自分のアイデア、意見、提案を口にしなければ、闇に葬られてしまい、あなたの本来の価値が損なわれます。

 現状維持という安全と引き換えに本当の自分を捨てた場合の副作用は

 不安、抑うつ、摂食障害、依存症、怒り、非難、恨み、わけのわからない悲しみなどの症状が現れてしまうのです。


 他人が望むとおりの人間になるために自分を犠牲にしても、何の役にも立ちません。

確かに、本当の自分を出しはじめれば、周囲の人が「いったいどうしちゃったの?」と、心配して、いらぬアドバイスをするかもしれません。

 それでも最終的には、彼らへの最高の贈り物とは「あなたがあなたらしくいること」なのです。

■ 自分らしい自分DIGのルール

  ※ DIGとは

    D‥内省、祈り、自分の意思を介して、「じっくり(DELIBERATE)考え、行動する」

    I‥新たな選択肢を探るために「自分を元気にする(INSPIRED)」

    G‥行動を起こして、「前に進む(GOING)」

D 心を落ち着ける

 自分の弱さに直面したとき、落ち着いて自分の気持ちに集中し、こうくり返します--「ひるんではダメ。嘆いてもダメ。しっかり地に足をつけて立とう」。この言葉を唱え、地に足をつけて立ち、心の奥深くへと入っていくことができます。

I 元気のもとを手に入れる

 自分の意見を堂々と世の中に発信することで、周囲の人から元気をもらう。

あなたが勇気を出せば、みんなが勇気を出せる!!

D 行動に出る

  自分の弱さに気づいたとき、本当の自分でいることを第一目標とする。その目標を達成できれば、少なくとも後悔しません。たとえ傷ついても、自分を恥じることはありません。

仮に、受け入れてもらうことや認めてもらうことを目標にしてうまくいかなかったら、ネガティブな感情の引き金が作動します。「私は人として欠けているんだ」。

好かれることを目標にして、結果、好かれなかったら、落ち込むだけですが、本当の自分になることを目標にしていれば、たとえ人に嫌われても平気です。

 「自分に嘘をつかない」ことを最優先にして前進しましょう。

【当事者研究】

Y氏の体験の分かち合いからのSST(練習と研究)

事例:今朝ハンバーガーのファーストフード店に行ったときの出来事。

 混雑していて、空席を探す行列ができているにもかかわらず、4人分の席をひとりで占有し新聞を大きく拡げて読んでいる男性がいた。しかも、その男は、食事が終わっているにもかかわらず、席を立つ様子がなかった。客同士で注意しても、ケンカになるだけなので何もしなかったけれど、その男性のことを考えると怒りが湧いてくる。

研究:その光景で困っている人は誰だろう??

 席を占有している男性、混雑している店という現象を目にして、怒りを感じる理由はなぜ??

そこには、ご自身の中に在る「客は○○すべきである」「注意をすればケンカになる」という”べき思考”がじゃましているのでは

実験(場面の再現):

 なので、今朝の場面を再現し、私(ファシリテーター)が、4人席を占有し新聞を見ている人の役をして

その人に注意を促す練習をしてみました。

 この再現では、注意を受けた私は、「すみません」と素直に席を離れました。

※ 大切なのは、「今この瞬間」です。

 朝の出来事はもう過ぎ去った過去のこと。問題なのは、その風景を脳に留めているイメージだけです。

ですので、場面再生により、自分のとって都合のよい現象を再体験して、イメージの書き換えを行って

いるのです。

 さて、こうして、うまく対処できたときに感じる今、この時の気持ちや感情はどのようなものでしょうか?

練習:

 場面再生の後は、4人席を占有し新聞を見ている人とその席から離れさせるためにどのような声かけを

すれば良いのかを研究し、実際に試してみました。

 この研究から得られたものは

 私を主語とする私の気持ちを独り言のように語れば、その男は、自分自身が批判や攻撃されたと思う

ことができないので、ケンカに発展することはないだろうというものでした。


 ※ 次回のミーティングは、7月19日です。


 



 

 



    

 


 

   



AC当事者研究会 (事務局:世界聴き方研究会)
ミーティング会場:ふくふくプラザ
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