3月1日MT結果:積極性の大切さ
3月1日は、男性5名の参加で、読み合わせは第31章 積極性の大切さについてP255~263まででした。
ミーティング1時間位前に見学の男性が来られましたが、当グループの趣旨や概要を説明したところ、ご期待の添えていないようでそのまま変えられました。(残念ですが、ご縁がなかったようです)
では、いつものとおり、抜粋要約をしておきます。
■ 積極性とは
積極性とは、あなたが何かを好きになる、手に入れたくなる、楽しむ、欲する、あるいは承認することではない。積極性とは何かを容認すること、それのために居場所を作ってやること、自分が価値を置いているものを実践するために、それをあるがままにさせてやることだ。
そして、意味ある人生を創造するために、不快な思考や感情等のネガティブな副作用を受け入れることだ(と同時に多くのポジティブな副作用も得られる)。積極性とは、単に歯を食いしばって何かに耐えることでも、それを我慢できるようになることでもない。たとえ好ましいと思っていなくても、その経験を進んで受け入れるということだ。
■ 日常における積極性
積極性は人生の障害物を乗り越えるための唯一効果的な方法だ。障害が現れた時、我々はそれを受け入れるか拒否するか決める、それにノーと言えば、人生は停滞するか縮小せざるを得ない。イエスと言えば人生はさらに広がる。もし障害にイエスと言い続けても、人生が楽になる保証はない。次に現れる障害はさらに難しいものかもしれないからだ。しかしイエスということが習慣にはなるだろう。
そして、そこから得られた経験はあなたの強さの源になる。
■ 積極性にはあいまいさがない
積極性は、たとえば妊娠すること、生きることのような、いわゆるオールーオアーナッシングの経験だ。あなたは喜ぶか困るかのどちらかだ。中間というのはあり得ない。積極性のこうした性格は、いにしえの東洋の言葉に表されている。「ふたまたぎで深い裂け目を飛び越えることはできない」
■ 紙に書き出す
思考をはっきりさせ、意識の記憶を助け、動機を強化するために、紙に書き出すことはとても重要です。自分の価値と目標を書き出すと、それを遂行する可能性は俄然高まる。現在遅延している目標を実現するために、以下のステップを踏んで行動計画を設定することを強く勧める。
■ 積極性と行動計画(次の質問の答えを書き出してみよう。)
1.私の目標は……だ。
2.目標の源になっている価値は……だ。
3.この目標を成し遂げるために私が積極的に受け入れる思考、感惰、感覚、衝動は……だ。
4.自分自身に……を思い起こさせるのは役に立つ。
5.目標をいくつかの細かいステップに分けることができる。たとえば……だ。
6.最初に手がつけられるもっとも簡単な一歩は……だ。
7.最初のステップを踏み出す時間、曜日、日にちは……だ。
積極性はとてつもなく重要です。


(当事者研究)
後半の当事者研究では、他の自助会に参加した時の感想が分かちあわれました。
当会の目的は、自分自身の人生に責任を持つなので、他の自助会のメンバーが
どのような振る舞いをなさっていようとそれを評価したり、ジャッジしたりする
立場にはありません。
しかし、いろいろな仲間の振る舞いを目にしたり、聞いたりしたときに、
自分の心がどのように反応しているのかは研究の対象となります。
他人の振り見て我が振り直せです。
仮にオールドタイマーが権威的であったり、他の仲間のことを決めつけたり
していたしているならば、それを反面教師として、自分は同じ過ちは踏まないように
したいものです。
そして、他の仲間の発言によって,弱っていく仲間の姿を見たとしても、その方は
貴重な体験や苦労をなさっているのだから、過剰な手助けや口出しは慎まないと
いけないと思います。
こちらは、いろいろな困難に遭遇し経験済みだからいろいろなことを知り分かって
つもりでいても、それぞれの人の回復プロセスを尊重し、邪魔しちゃいけないと
思っております。
※ 次回のミーティングは、3月8日です。