2月6日MT結果:断酒歴がながくても・・・
2月6日は、新しい仲間(男性1人)を加え6人でミーティングを行いました。読み合わせは、第29章 人生の豊かさを味わうP241~244まで進めました。
まずは、読み合わせ部分の抜粋要約です。
■ 幸福の罠
本書は今まで、不快な思考や感情の扱いに多くのページを割き、ポジティブな思いを強めることに関してはほとんど触れなかった。実は意図的にそうしていたのだ。私たちの社会、特にセルフヘルプ運動においては、ポジティブな思考を作り出すことに躍起になっており、これが幸福の罠にはまる主な原因になっている。人生で楽しい感情を追求しようとするほど不快な感情と戦うことになり、戦いと苦痛の悪循環を創造し、強める結果になる。
■ マインドフルネス
私たちの日常は、この世界を楽しむチャンスに満ちている。マインドフルネスのテクニックを実習すると、人生をより良く変える行動をしながら、同時に人生を目一杯に生きることが可能になる。昔から「呼吸を数えろ」「立ち止まってバラの臭いを嗅げ」などの言葉がある。これらは人生の豊かさを言い表している。私たちは素晴らしいものに囲まれて生きているが、悲しいことにいつもはそれに注意を払わない。
■ つながることがすべて
あなたが目を開き、以前は当たり前だと思っていたことに気づくと、より多くの機会に気がつくようになる。よリ多くの刺激を感じ、興味をそそられる。より満足し、人間関係も向上する。私はこの表現が気に入っている。「人生は、得られたものを最高に活かす人々に対して最も多くを与える」
さて、ポジティブな感情にフォーカスした後は、もう一つ覚えておくべきことがある。
いい気分に必要以上に囚われてはいけない。それを追いかけることを人生の目的としてはいけないのだ。いい気分はあなたを訪れ、そして去っていく。他の感情と同じだ。それがやってきたら楽しみ感謝しよう。しかしそれにこだわらないことだ。その意志に任せ、来て去っていくことを許そう。マインドフルは時には非常に簡単だが、非常に難しい時もある。休憩時間中に、新しい仲間が自己紹介を兼ねて体験を分かち合ってくれました。それを板書したものが写真のとおりです。
1 断酒歴12年だが、今でも飲んだらスッキリするだろうと思うことがある。
2 (問い) そう思う前にどんな出来事がありましたか?
かみさんと口論していました。
3 (メッセージ) 酒を飲んですっきりすることも自分の助け方のひとつでので否定はしません。OKです。 お酒を飲んでうさばらしができたからこそ、今もこうして生きていられるのかもしれません。
そして、その他自分の助ける方法を探しましょう。
4 酒を断った後は、筋トレにはまった。その後は水泳にはまりました。
5 (アドバイス) がんばり癖があるようですね。ひとつのことに集中したり、執着しすぎかも知れませんね。
6 (アドバイス) 役に立たない。どうでも趣味を持つと良いですよ。
厄介なのは、承認欲求なのです。他人の評価をうけたり、良く思われたいという衝動に影響のないものを
趣味に、しかも沢山持つことが良いかも。
7 (アドバイス) 完璧を目指したり、もっともっとと頑張るのも良くありません。
完璧を目指すと、出来ないことに焦点をあて、完璧から引き算することになり、苦しくなります。
むしろ、少しでもできたことに焦点をあて、その成功体験やプラスを積み重ねてはどうでしょう。
休憩後の当事者研究でも、新しい仲間の苦労を中心に研究を深めました。
とりあえず、本日のブログはここまでにしておきます。
わたしのエネルギーが復活すれば、テキストを書き足す可能性があります。
☆今回も具体的な解決策は見いだせていません。それでもミーティングに参加し
話し合いを続けることに価値があります。新しく参加されたHさんどうか、これに
懲りることなく、またいらしてくださいね。
※ 次回のミーティングは、2月15日(水)です。