12月7日MT結果:自分であることを良しとする
12月7日のミーティングでは、福岡アディクションフォーラム効果でモデルミーティングに参加なさってくれた女性がパートナーさんを伴って来てくださいました。よって、参加者は7人でした。
読み会わせは、「自分であることを良しとする」P182~191まで進めました。
この章は、私自身も思い当たる節があるのですが、ミーティング最初の気分体調で分かち合われた”じゃろじゃろさん”の言葉「建前、本音、本心」について掘り下げました。
建前は、想像しやすいのですが、本音と本心はどう違うのでしょう。
本心とは”優しさ”とか”温かい”気持ちだそうです。私はアテチューディナルヒーリングや奇跡のコースの
学習者なので、人間だれしもの心の奥底に眠って居る”愛””光””温かさ”が本心だなぁと共感しました。
そして、今朝この違いをググってみたところ
本心とは、うわべではない本当の心・気持ち で
本音とは、本当の心や気持ちを隠している建前を取り除いたもの
表で整理すると
本心 本音
言葉として出る前 言葉として出た後
建前を取り除く前 建前を取り除いた後
だそうで、言葉としてアクトプットされれば本音になるのだろうけれど、我々は、言葉になる前
の本心に到達したいなぁと思います。
では、恒例の読み会わせ部分の要約です。
○ 心が繰り返すメッセージ→「私は本来の良さを出せていない。私の中に何か悪い点か欠けているものがある」
この思考の問題点は、自分は失敗者で無能で価値がなく、人から愛されず能力がないといった、「自分は
不十分だ」という考えに導かれてしまうこと。
○ 自尊心とは事実ではなく、思考する自己が作り上げた人間像なのだ。
○ それでも人は、自分が良い人間であることを証明し続けなければならないと思い込んでいる。
○ 脳内のポジティブとネガティブシンキングの論争に多大なエネルギーを消費してします。
○ 自分の意見同士の戦いにはまり込んでしまう。
○ だから自尊心を解き放つことが必要で、単に人間である自分を自己受容すること。つまり、
自分であることを良しとすること、自分に優しくすること。自分は人間なのだから不完全なのも当然だと
いう事実を受け入れ、混乱や失敗を許し、そこから学んでいくことが大切です。
○ 何もバイアスのかかっていない自分に迫ろうとする際、日頃フレームに切り取られた部分にのみ注目
していることに気づいていることが大切なようです。

後半の当事者研究では
本音と建前から発展して、知らない人が加わる時と慣れ親しんだ知っている人の前とでは
自分の話すことが変わり、本音が話せない。
つい仮面を被ってしまうし、仮面には、”優しい人仮面”もある。
逆に大好きで仲良くなりすぎた相手に対しては、嫌われたくないので本音が言えなくなる。
自助会でも、自分がしゃべっている最中に周りの人を見てしまうと建前となり本音を出せない
などが分かち合われた。
そしてKさんのフォーカシングワークの体験談が披露されました。
自分には、汚い心や悪い心はないと思っていたが、フォーカシングワークで坪をイメージした
その坪はまるでブラックホールのようで自分が悪い部分に吸い込まれそうな感覚だった。
坪の中に片足を入れたり出したりをしていると、自分の中にも悪い心があることに気づき、受け入れた。
その汚い感情も自分の中に在っていいよと思えるようになれたし、
そんな感情も含めて自分なのだと自分を許し、認めることができたそうです。
※ 次回のミーティングは、12月14日です。