12月13日のMT結果:不安のトリセツ
12月13日のミーティングは、女性1名、男性2名の計3名で行いました。
続きを書く前にまずはお詫びです。前2回分のミーティング結果のブログ更新を怠っておりました。
① 11月29日は男性3名で行い、怒りについての対処方法の前半部分を読み合わせました。
② 12月8日は、①と同じメンバーの3名で行い、怒りについての対処方法の後半部分を読み合わせました。
当事者研究としては、とある自助会(12ステップグループ)でのメンバー同士の諍いについての
対処方法を研究しました。
問題行動を起こしているとみえる人の振る舞いは、実はハイヤーパワーからのプレゼントかもしれません。
彼の方は、自分の思いを他のメンバーに受け止めてもらえなかったことについて”怒り”を露わにし
他のメンバーの在り方を批判しているようですが、見方を変えるとその人は”怒っている”のではなく
”困っている”のだと認識することができます。
また、12ステップの自助会ですから、各メンバーは、仲間の言動に対しては無力です。
なんとか説得して”その人の振る舞いを変えたい”と思う自分の気持ちに焦点を当て続けることが大切
なのではないでしょうか???
話は、昨日のミーティングに戻ります。この日の読み合わせは、P54~P65までで”不安”についての
対処方法の前半部分を読み合わせました。
【当事者研究】
表現が不適切かもしれませんが、女性メンバーの困りごとについて研究しました。
彼女は、現在ダメ夫、ダメ息子の問題をお一人で抱え、ストレスになっているとのこと。
彼女の過去を振り返ると結婚前に交際していた男性もダメンズだった。
別れた寂しさを埋めるようにして、他の男性と交際し結婚に至ったとのこと。
なんで自分勝手で依存心の強い男性に惹かれてしまうのか分からないということだったので、
もっと過去の家族関係を振り返りました。
詳しくは書きませんが、その家族関係の中で、子どもだった彼女は、満たされない
気持ちを抱えたままで、親を変えることがでなかった無念さを現在の家族関係で
なんとかしたい、つまり、夫や息子の思考や行動を変えたいと悩んでいるのではないか。
なので、「自分がしっかりしなければ」という思いから距離を置いて、まずは自分自身に
もっと優しくなることにチャレンジしてみては?
なんて方向でこの日の研究を終えました。
☆☆次回のミーティングは、12月20日(水)に行います。☆☆
ちなみに年内はあと2回だけです。新年は、1月10日(水)に行います。