12月27日のMT結果:課題の整理
12月27日のミーティングは本年最後の日で女性1名、男性2名の計3名で行いました。
この日は、チェックイン(気分体調の分かち合い)のタイミングで、研究課題が
浮上しましたので、ハンドブックや資料の読み合わせは省略していきなり当事者研究
を行いました。
テーマは、「離婚することを親にどうやって伝えたらよいか」
です。私たちのグループでは、認知行動療法など複数の心理療法を学び合っており
この日は、アサーション(さわやかな自己表現)とSST(ソーシャルスキルトレーニング)
的な方法を活用しました。
簡単に振り返る
① まずは、離婚の話を持ち出した時にされる両親の反応をイメージしてもらうこと
② 次に、予測ではなくて、こんな反応をして欲しいなぁと思っている希望するものを
イメージしてもらうこと
③ 上記①②を前提に、人形を取り出してその場面を演じてもらう(ロールプレー)です。
もちろん、大変なチャレンジですので、パスしても良かったのですが、果敢に挑戦して
くれました。
演じた後は、ハンドブックに書かれているガイドラインのとおり、上手くいかない点を指摘する
ことなく、演じてくれたことをねぎらって、もっと良くするにと新たなアイディアを重ねて、
もう一度、③をやってみました。
※ ブログ上での状況説明では具体性に欠けますが
課題の整理として挙がったことは
○ 必ずしも事前に親に相談(報告)しなければならないことなのか
○ 親に話をするならば、「アドバイスや質問はやめて最後までじっくりと話を聞いて欲しい」
と最初にお願いしておくこと。
○ 親が、世間の枠にとらわれて、本人の気持ちや事実を受け止めることができないようで
あればどうしたら良いか
○ 親に相談することは嫌な思いをするためではなく、このコミュニケーションによって、これまでの
関わり方ではない方法に挑戦することと思うこと
○ 離婚という決断をひとりで背負い込むことなく、もう一度、夫や子供たちと話あってみること
話し合う際は、当事者研究の家族会議のように人と課題を切り分けること
○ 自分の話を最後まで聞いてもらうってことは、相手の話も遮ることなく最後まで聞くこと
○ 相手の気持ちにも焦点を当てて評価・判断することなく、忍耐強く聴く練習をすること
などです。
☆☆ 新年最初のミーティングは
令和6年1月10日(水)です。
その次の週は、水曜日ではなく
1月18日(木)に行いますので、お間違いなく!! ☆☆
【年末のご挨拶】
今年はじめて当会に繋がった方も、継続的に参加してくださった方も、あなたさまとの
出会いに感謝しています。沢山の苦労のわかち合いをありがとうございます。
あなたの苦労は価値ある宝です。来年もよろしくお願いします。