12月27日のMT結果:課題の整理

2023年12月28日

12月27日のミーティングは本年最後の日で女性1名、男性2名の計3名で行いました。

 この日は、チェックイン(気分体調の分かち合い)のタイミングで、研究課題が

浮上しましたので、ハンドブックや資料の読み合わせは省略していきなり当事者研究

を行いました。

 テーマは、「離婚することを親にどうやって伝えたらよいか」

です。私たちのグループでは、認知行動療法など複数の心理療法を学び合っており

この日は、アサーション(さわやかな自己表現)とSST(ソーシャルスキルトレーニング)

的な方法を活用しました。

 簡単に振り返る

① まずは、離婚の話を持ち出した時にされる両親の反応をイメージしてもらうこと

② 次に、予測ではなくて、こんな反応をして欲しいなぁと思っている希望するものを

イメージしてもらうこと

③ 上記①②を前提に、人形を取り出してその場面を演じてもらう(ロールプレー)です。

 もちろん、大変なチャレンジですので、パスしても良かったのですが、果敢に挑戦して

くれました。

 演じた後は、ハンドブックに書かれているガイドラインのとおり、上手くいかない点を指摘する

ことなく、演じてくれたことをねぎらって、もっと良くするにと新たなアイディアを重ねて、

もう一度、③をやってみました。

※ ブログ上での状況説明では具体性に欠けますが

 課題の整理として挙がったことは

○  必ずしも事前に親に相談(報告)しなければならないことなのか

○ 親に話をするならば、「アドバイスや質問はやめて最後までじっくりと話を聞いて欲しい」

 と最初にお願いしておくこと。

○ 親が、世間の枠にとらわれて、本人の気持ちや事実を受け止めることができないようで

 あればどうしたら良いか

○ 親に相談することは嫌な思いをするためではなく、このコミュニケーションによって、これまでの

 関わり方ではない方法に挑戦することと思うこと

○ 離婚という決断をひとりで背負い込むことなく、もう一度、夫や子供たちと話あってみること

 話し合う際は、当事者研究の家族会議のように人と課題を切り分けること

○ 自分の話を最後まで聞いてもらうってことは、相手の話も遮ることなく最後まで聞くこと

○ 相手の気持ちにも焦点を当てて評価・判断することなく、忍耐強く聴く練習をすること 

などです。



☆☆ 新年最初のミーティングは

   令和6年1月10日(水)です。

その次の週は、水曜日ではなく

      1月18日(木)に行いますので、お間違いなく!!   ☆☆

【年末のご挨拶】

今年はじめて当会に繋がった方も、継続的に参加してくださった方も、あなたさまとの

出会いに感謝しています。沢山の苦労のわかち合いをありがとうございます。

あなたの苦労は価値ある宝です。来年もよろしくお願いします。



AC当事者研究会 (事務局:世界聴き方研究会)
ミーティング会場:ふくふくプラザ
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